
看護師1年目の時は散財しちゃってあんまりお金貯められなかったな~
お金貯めたい気はするけどどうしたら貯まるかな?
というお悩みに今回はアンサーしていきます!
前回の記事で、私の看護師2年目の給料と貯金額についてまとめてみました。
結果は、手取り収入が430万円に対して、貯金額は180万円
一人暮らしにして手取りの41%、半分近くを貯金することができました!
その中から、これからの若手の看護師に向けて、
貯金をするにはここだけは意識しといた方がいい!ということをピックアップしてみました。
私が貯金できた理由は前回記事に載せていますが、他の人にとって再現性は低いものかと思います。
それでも気になる方はそちらをご覧ください
看護師2年目で貯金できるコツ
看護師1年目のうちにめいっぱい散財しておく
貯金するのに何で散財を勧めんねんっ!ってつっこまれるのは分かりますが、
実は散財を経験しておくことはめちゃくちゃ重要だと感じています。
社会人になって、今まで持ったことのないお金が毎月もらえるようになったらみなさんどうしますか?
気にせずお金使う人が多いんじゃないでしょうか?
学生の時は買えなかったデパコスや、ブランドのバッグなど。
お金がないからというのを理由に買えなかったけど、社会人になって20万近くのお金が毎月もらえたら、使っちゃいませんか?
欲しいもの、行きたいところ、食べたいものを満たそうとお金を使うと思います。
そして、看護師は超ハードワークでストレスフルな職場にあるので、お金を使ってストレスを発散するという行動にも繋がりやすいです。
そのため、
すごくたくさんお金を使ったけど、後で振り返ってみると、
「あの買い物は無駄遣いだったな~」と感じることはありませんか?
この①散財と、②無駄遣いと感じる気持ち を通して、お金の使い方や貯金のコツについて学んでいくのです。

散財は誰にでも訪れますし、20代前半という若い時間を貯金のためという理由で我慢したり先延ばしにする必要はないです。
大切な人と過ごす時間や、好きなファッションで着飾るのは、その期間でしかできないことです。
また、社会人の最初のうちなんて、お金の使い方は何も分かっていない状態です。
働いて最初の1~2年は好きなことにお金を使っていたとしても、リカバリーはどれだけでもできます。
ただ肝心なのは、ずっと散財をおすすめするわけではありません。
お金の使い方や無駄遣いを学ぶための散財は良い経験です。
思考停止していつまでも散財していることは今後の人生に悪影響しかないです。

私のおすすめは20代前半の25歳までに、
できたら社会人2年目には十分な散財を終えておく方が、
今後の人生に影響なく貯金生活ができると考えます。
手取りの10%~20%は貯金する
給料をもらったら最初から10~20%の額を貯金に回して、残りのお金で生活するのが最速・最強の貯金方法です。
よくあるのが、収入-支出で残った分を貯金に回すことです。
でもそれって実はめちゃくちゃ罠です。
なぜならお金を貯められない人というのは、もらった分全部使いきってしまうからです。

でも僕みたいな手取り15万円の低収入には貯金なんて
無理じゃない?
貯金するのに収入は少なからず関係はありますが、収入が低いから貯金できないということはないです。
ある一例を出してみると、

手取り20万円だとまったく貯金ができないライオンさん。
貯金ができないのは収入が低いからだと思って、給料が10万アップするところへ転職しました。

結果は惨敗で全然貯金ができなかったという一例です。
では収入がアップしたのに、なぜ貯金ができなかったのでしょう?
有名な人の言葉を借りると、
支出の額は、収入の額に達するまで膨張する
パーキンソンの法則
これは、イギリスの歴史・政治学者のパーキンソンさんが提唱した、著書の『パーキンソンの法則:進歩の追求』から引用したものです。
「なんや難しいこと言いおって…」というお気持ちは分かります。
ただ、先ほどの事例がこの法則にあてはまってしまっているからです。
収入が増えたら、それに伴って支出も一緒に増大してしまうのがこのパーキンソンの法則です。
看護師や高所得で貯金ができない人はこの法則が働いていると言えます。
- 値札を見ずに買う
- 車を買う
- 高い家賃のところに住む
- 無駄遣いが多い
収入が高くなった分、生活水準も一緒に高くなってしまっているからです。

というわけで、手取りの10~20%を先に貯金に回しておけば、残りの額をめいっぱい使ったとしても毎月1~2割は確実に貯金することができます。
エステは行かない方がいい
これは看護師2年目の時の私の教訓です。
これはエステに限らず、自分に見合っていない美容投資やお金の使い方を改めることが大切です。
まとめると浪費や無駄遣いを避けることです。
私は友達に連れられてエステに行きましたが、3か月で30万が消し飛びました。
途中解約して10万はバックしましたが、高額な出費ほどしっかりリサーチして本当に自分にとって必要なことなのかを吟味する必要があります。
エステや美容投資に納得していたり、「私の人生にとって不可欠なんだ!!」という熱いパッションがあれば、ええどうぞと言えますが、

私のように貯金を頑張りたいような人種にとっては、エステは人生においてそこまで重要なものではない浪費でした…。
自分が生きていく上で『何を大切にしたいか。何が重要ではないか。』という線引きを、
普段の生活や散財から決めていく方が無駄なお金の使い方は防げます。
20代までの間に貯金はしておいた方がいい

貯金しておいた方がいいって言うけど、実際問題いくらあったらいいの?
最低限の貯金額は、6か月分の生活防衛資金などといろいろな説がありますが、
最初は100万を目標に貯金することが一番いいです!
なぜなら、
- 不測の出費(病気、失業、冠婚葬祭)に対応できる
- 貯金の習慣が身につく
- 海外旅行に余裕で行ける
といった具合に多方面に幅広く対応できます。
だって友達にヨーロッパ旅行いこう!って言われた時に
「お金ないから行けない…」と答えるのは悲しすぎますよね。
また、病気やケガの治療費、失業、引っ越し、冠婚葬祭などといった生きていく上でお金がかかる場面は誰にでもあります。
そういう時に貯金がない人というのは、借金に頼るしかなくなりますよね。
誰しも借金なんてしたくないと思っていますが、貯金がない人というのは借金のリスクと隣り合わせになります。
100万円の貯金ができるようになれば、貯金の習慣が少なからず身につきますよね。
老後を過ごすためや、家を買う時なんかも当たり前にお金は必要です。
ひとえに、貯金できる人というのは、人生を誰よりも優位に送れることができます。
看護師2年目でもまだ貯金できなくてもいい理由
そうは言っても、看護師2年目のうちは、まだガッツリ貯金を意識しなくても大丈夫です。
なぜなら、
- 看護師2年目もストレス環境にある
- 職場に慣れてきて休みを取りやすい
- まだまだめいっぱい遊ぶ時期
看護師2年目の時期は、新しい仕事も経験しだしてまだまだストレスな環境下です。
貯金よりかは、自分の心身を休ませることを第一優先としてほしいので、無理は禁物です。
そして、1年目に比べたら平日休みや長期休暇も取りやすいです。
大切や人や友達と旅行に行き、その時にしか体験できない思い出のためにお金を使う方がいいでしょう。
むしろ貯金よりも優先していいことだと思います。
旅行や、体験って、何十年と経っても心の中に残っているものです。
「あの時あの場所で大切な人と過ごしたな~」なんて記憶に残る体験は、非常に価値があります。
まとめると、
友達との海外旅行も働いてお金がないと行けませんし、おしゃれな姿をしたい!って思いを置いてけぼりにして全然好みじゃない服で過ごすのは悲しいですよね。

私自身も「若い20代前半の内にめいっぱいおしゃれして、好きな服を着て、大好きなメイクをして遊ぶんだー!」とたくさん息巻いてファッション系にお金と時間をつぎ込んでいました。
多少の散財はあれど、それで過ごした時間というのは、
自分の好きなものにお金を使うことで、幸福感やその時にしかつくれない思い出がたくさんありました。
なので20代前半という若くてキラキラした時間は、女子であれば好きなことやおしゃれに全振りしちゃってもいいんじゃないかと思います。
私も含めて、女子は自分を最高に着飾ることに高い価値を感じるものなので、その感覚は間違いではないと思います。
迷った時は、「今一番やりたいことをやる!」という自分の気持ちに従えば、納得して選べるでしょう。
実際、私も貯金の方を頑張りたい!と感じたのは看護師3年目になってからでした。
まとめ
看護師2年目で180万円を貯金した私が感じることは、
貯金を始めるのはいつだって遅くはないです。
やっぱりその若い期間でしか得られない体験や価値があるので、思い出作りを十分にしてからでも全然間に合います。
ただ、貯金は早ければ早い方がいいです。
ストレスフルで、遊びたい盛りの看護師2年目におすすめする貯金術は、
- 看護師1~2年目でめいっぱい散財を経験しておく
- 手取りの10~20%は貯金しておく
- エステは行かないほうがいい
自分にとって我慢なく貯金できることが大切ですし、若いうちにしかできない経験というものはたくさんあります。
無理なく貯金頑張っていきましょう^^
次の記事では、『死ぬ気で100万円を貯める必要性』について紹介していく予定です。
最後までご覧いただきありがとうございます!
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