一人暮らしをしていて、食費を1万円に抑えることは難しいと思っていますか?
食費を抑えようと自炊を頑張っても、
「時間がなくて作れない…」 「3食自炊をしようと頑張ってるのに材料費にお金がかかる…。」なんてことありませんか?
また、自炊を頑張っていても食費に2万円は絶対にかかるという人もいるでしょう。

一人暮らしをしていると、食費にお金がかかるな
本当に食費は1万円に抑えられるの?

食費を1万円に抑えることは可能です。
食費を抑える方法、自炊が簡単にできる方法がたくさんあるのでほぼ実践したら、食費1万円以下を目指せます。
- 一人暮らし歴3年、自炊歴は6年
- 自炊+たまに外食利用して、食費1万でやりくりできています

1万2000円を超える月もありますが、一人暮らしの食費で、ここまでの範囲でやりくりするのはかなり優秀な部類だと思います。
この記事で取り扱っている内容を実践すれば、ある程度の自炊力が備わっている人であれば、
食費を1万円に抑えることができます。
自炊術に限らず、日常生活で使える節約術もあるので、食費を抑えたいと思っている人は必見です。
ただし、 おそらくこの方法をすべて実践するのは、自炊がマメにできる人でないと難しいです。
しかし、中には簡単な方法もあるので、実践できそうな項目だけでもご覧ください。
一人暮らしで食費1万円は可能か?栄養面はどう?
自炊をしている人であれば、外食もなるべく抑えて3食自炊をして…となっても2万円はかかるという場合が多いでしょう。
食費1万円の実態としてよくあるのが、
- 元が小食。1日2食で過ごしている
- 実家から米や野菜をもらっている
- インスタント麺だけを食べている
- もやしと豆腐しか食べられない
といった声が少なからずありますが、今回はそんな方法は一切ありません。
この方法は、完全に3食たべて、栄養面もカバーして、実家から米はもらいません。

食費を切り詰めすぎると、栄養不足になって体調を崩すって聞くよ?
3食栄養バランスを考えて、食費1万円でやりくりするのは無理じゃない?
という声があるかと思いますが、
私が実践している方法を真似すれば、栄養バランスを考えて、3食たべながら、食費を1万円に落とすことはできます。
ただ、人によっては我慢することも増えたり、食事量の違いもあるため、完全に真似することは厳しいと思います。
しかし、いくつかを実践すれば、確実に食費を落とすことはできるので、真似できそうな部分だけ参考にしてみてください。
1.ふるさと納税で米と肉を買う

自炊をしていると一番お金がかかるのが米と肉です。
米を食費に計算すると、食費1万円の難易度は格段に跳ね上がります。
しかし、ふるさと納税を利用すれば食費の大部分を占める米と肉の出費を実質タダにすることができます。
ふるさと納税を知らないという人のために簡単に説明すると、
①応援したい自治体に寄付をすると、
②寄付をした自治体からお礼の特産品を受け取れて、
③翌年の税金が控除される。
④寄付額の2000円は自己負担で利用できる
という仕組みです。
つまり、実質負担額2000円で各地の名産品を手に入れられる完全に損をしないシステムです。
実質負担額2000円ですが、楽天市場で寄付すると楽天ポイントがつけられます。
ただし、ふるさと納税は寄付金の上限額や注意点があるので、詳しくはふるさと納税サイトをみてから利用をおすすめします。

ふるさと納税で米と肉をゲットすれば、お金がかかる品目の費用を抑えることができます。
一人暮らしでのおすすめのふるさと納税はこちらです
定番のお米
1万円の寄付で16㎏がもらえてしまいます。
スーパーで同じものを買えば、6000円はかかるので、家計の味方です。
ふるさと納税サイトをみていると、1万円で15㎏が最コスパです。
これだと1㎏多めにもらえるので一番お得です。
お肉はパック分けの大容量
お肉は小分けになっているものが使いやすいです。
使わない分はそのまま冷凍庫で保管して使いたい時に使えます。
ふるさと納税系の食品はおいしいものが多いので、大容量で選んでもまず間違いありません。
ハンバーグはお弁当の味方
1個ずつ個包装になっていて20個入りです。
使わない分は冷凍して使いたい時に使えて、お弁当にもおすすめ。
米とハンバーグに何かを詰めれば、ふるさと納税弁当のできあがりです。
家に何も作るものがない…、弁当を作る余裕がない…なんて時に何度も助けられています。
味もさることながらおいしくて、コストも良くリピ確定です。

レンチンで簡単お弁当に早変わりです。冷凍ブロッコリーと合わせてもおすすめです。
2.激安スーパーを利用する

同じ食品でもスーパーによっては価格に差が出ます。
中でもおすすめのスーパーは、ドンキと業務スーパーです
この2つは、安定した低価格の商品が多く、とりあえず利用しておけば安く食品が買えます。
スーパーによっては
- 肉が安いけど野菜が高い店
- 野菜はいつも安い店
- 魚だけ安い店
など様々な特色があります。
近所のスーパーを練り歩いて、相場を知れば買い物上手になれるでしょう。
私は基本的に業務スーパーで買い物をし、肉は肉屋で、魚は地元の激安スーパーで買っています。
地元のスーパーが激安かどうかが分からない場合は、業務スーパーやドンキを利用するといいでしょう。
3.買うものは野菜中心

野菜は非常にコスパがいいです。
キャベツ半分は1㎏程度の容量があり、値段も100円~200円です。
大根も安いと1本2㎏が、150円ほど買えてしまいます。
反対に肉類は、安くても100ℊあたり100円で、1㎏で1000円はします。
安い胸肉でも100ℊあたり40円ですが、肉類は野菜のコスパには勝てません。
野菜であれば基本的に安いので、そこまで値段はシビアに考えなくてもいいですが、
比較的安い野菜はこちらです。
- もやし
- 白菜
- 人参
- キャベツ
- ニラ
- 玉ねぎ
- きのこ
- きゅうり
野菜は価格変動があるため、雨や台風被害があると価格が上昇するので一概にこれがいいとは言えませんが、
絶対に安定して安い食材は、きのこ類です。
肉類はふるさと納税でカバーし、野菜を多めに買って、たまごと豆腐を組み合わせた料理を量産するだけで、コストは十分抑えられます。
天津飯や、チャーハンと汁物類を組み合わせると、栄養バランスを考えた献立ができます。
4.冷凍ストックを備える

①長期保存に向いているもの、②すぐに調理できるもの、③自分がよく自炊に使う食材
を基準にストックしていると手早く自炊ができます。
おすすめのストックは、
- カット野菜
- 加工肉(ウインナー、肉団子)
- 冷凍うどん
以上を冷凍しておけば、調理の際に包丁を使わずに楽に早く調理ができます。
カット野菜
野菜やきのこ類は、
調理の際多めにカットして、ジップロックに入れて冷凍庫にストックしておけば、いつでも使えます。
時間がない時や疲れている時に自炊をするのは大変です。
カット野菜を冷凍ストックしておくメリットは、
野菜をカットしなくても、元々カットしてある冷凍野菜を買ってくるのもありです。
業務スーパーでは激安で大容量の冷凍カット野菜が売ってあるので、何個かストックしてあると便利です。

私の場合は、野菜が安い時に3袋以上買って、全部カットして冷凍しています。
以下は私が冷凍庫にストックしているものです。
- ほうれん草
- ニラ
- ネギ
- かぼちゃ
- ブロッコリー
- きのこ
例にあげましたが、自分がよく使う食材を備えておけばいいでしょう。
加工肉・冷凍うどん
冷凍うどんと加工肉(ウインナー、肉団子)は加熱すれば、すぐに食べられます。
火を通したり、カットの手間がないため扱いやすく、自炊初心者や時短を求める人にはぴったりです。
カット野菜と組み合わせると、うどん+ネギ+たまご といったように栄養バランス良く組み合わせられます。
肉団子は照り焼きダレと合わせて野菜と炒めたり、そぼろにして豆腐と炒めてもいいし、鍋にも使えるので、幅広く使えます。
5.野菜は汁物でとる

野菜を買ったはいいけど何を作ったらいいか分からずに、冷蔵庫に放置して腐らせてしまうことありませんか
そんな時はすべて汁物にしてしまえば簡単で、食品ロスを防げます。
野菜を摂ろうと思っても、何気に生の野菜を摂るのは難しいと思います。
野菜を毎回カットするのも面倒くさく、コールスローサラダを買ってきても何日か置けば酸化し、あまり日持ちしません。
よって、野菜はスープやみそ汁にしてしまえば、簡単で多少保存がきく上に満腹感があります。
ストック野菜を駆使し2~3食分のスープ類を作りおきして食べる方が簡単で食事の準備も楽です。
6.作り置きおかずを多めに作る

一人暮らしは時間がなかったり、忙しくて自炊にあてる時間を作ることが難しいです。
作り置きをしておくと、そんな時にサッと食べることができます。
自炊回数を減らすことが自炊を続けるコツです。
自炊初心者も上級者もおすすめなのが、
- カレー
- シチュー
- グラタン
- 鍋
- 親子丼
- もやしのナムル、きのこ炒め
- 野菜or肉の炒め物
- みそ汁orスープ
日持ちも良く、そのおかず1つがあればおいしくご飯が食べられます。
炒め物の味付けに関しては、
照り焼きのタレ、麻婆豆腐の素、マヨポン酢、甘酢あんで味をつければ、大体おいしいので、間違いありません。
7.ご飯は3合以上炊いて冷凍ストック

ご飯を1回1回炊くのは非常に面倒くさいし、挫折の元です。
一回に炊く量を多めにし、冷凍しておけば食べたいときにすぐに使えて、炊飯の手間を省けます。
①炊いたご飯は1食分にラップでくるむか、タッパに詰めます。
②冷凍するか、2~3日以内に食べきれるのであれば、冷蔵保存します。

私は2~3食分は冷蔵しておき、残りは冷凍しています。
ご飯を冷凍すると味が落ちると心配の声があるかと思いますが、
ご飯の劣化が進む温度は2〜3℃以上とされています。冷蔵庫内の温度(約3〜6℃)は、劣化が進む温度よりも高いため、冷蔵庫に入れっぱなしにしてしまうと、どんどん劣化が進んでしまいます。
一方、冷凍保存は乾燥やでんぷんの劣化を抑えた状態で保存できるので、温め直した際にふっくらと炊き立てご飯のようなおいしいご飯をいただくことができます
お米ふっくら!ご飯をおいしく冷凍保存する方法とコツまとめ
炊き立てのご飯は、すぐに冷凍すればおいしい状態のまま食べることができます。
冷蔵のご飯でも私はおいしいと感じるので、絶対に冷凍の方がいい!ということもないです。
自分に合った方法でご飯の保存をしてみてください。
8.食事は固定化する
冷蔵庫にある食材を見て、毎日献立を考えて作るのは難しいです。私でも実践できません。
家族や子どもがいれば毎日考える必要性は高まりますが、一人暮らしであれば、作る分は自分だけ。
そこまで料理の内容を頑張る必要はありません。
具体的な私の食生活は、
- 朝は食パンに目玉焼き
- 昼は作り置きを詰めた弁当+水筒持参
- 夜は自炊したもの
食パンは1枚20円程度で、たまごと組み合わせても1食50円になります。
食パンはおいしくてコスパ最強なので、節約の強い味方です。
昼と夜ごはんのメニューは一緒です。
夜ご飯を食べながら、作り置きしたものを弁当に詰めれば、翌日の昼ご飯ができあがります。
私はほぼ毎日お弁当を持って行っていますが、朝はギリギリで作る余裕も詰める余裕もないです。
そのため、前日の夜ごはんを食べるときに詰めています。朝作ったことは数えるくらいしかないです。
休日夜遅くまで遊んだ時や、前日の夜ですら本当に作れない時は、そこは無理せず食堂を利用したり、コンビニで買って食べたりします。
余力がある時は簡単なチャーハンを作ったり、冷凍食品を詰めただけの弁当を作ります。
忙しい朝の時間に弁当を作っている余裕がない人は前日の夜に作るのがおすすめです。
9.お菓子はストックしない

お菓子を家に置いておくと食べる習慣がついてしまい、ストックする癖がついてしまいます。
小腹がすいたらついお菓子を食べる習慣をやめ、
疲れた時のご褒美や、本当にそのお菓子が食べたいときに買うようにした方が財布にも健康に優しいです。
私も元々お菓子のストック癖があり、家に帰ると先ずお菓子を食べたり、ご飯前にお菓子を食べるなどの習慣がありました。
家計簿を見返すと月のお菓子代だけで3000~5000円は上乗せされていました。
お菓子はみんなが大好きなもので、すぐやめるのは難しいことだと思います。以下は私が実践していることです。
- お菓子のストックは少量にする
- 冷凍のお菓子を買う
- 食べたいと思った時に食べたいお菓子を買う
買う頻度や買う量を減らすことが重要です。
2つ目の冷凍のお菓子に関しては、業務スーパーの冷凍大福を買っています。

冷凍大福は1袋大体300円で1㎏のちいさめの大福がたくさん入っています。
お菓子はストックしない方がいいと言ったのに、お菓子を紹介している矛盾っぷりですが、
この冷凍大福は食べられるまでに自然解凍で1~2時間かかります。
そのため、家に帰ったらなんとなくお菓子食べよ~と思ってもすぐには食べられないです。
疲れた時や甘いものが食べたいな、と思った時に計画的に食べることができるので、財布にも健康にも優しいお菓子の食べ方ができます。
ただ、一切甘いものを断たなければならないという訳ではないです。
私は今マネケンのワッフルが食べたいんだ!と具体的なお菓子の名前が出て来た場合は食べるようにしたらいいです。
なんとなく甘いものを食べたいと思って、ダラダラ惰性で食べることが健康にも財布にも良くないことなので、具体的にこれが食べたい!って思った時は食べてもOKと見なして大丈夫です。
10.コンビニ飯・外食は500円以下で抑える

どうしても自炊できない瞬間はあります。夜遅くに帰ってきて、疲れているとご飯を作る気力なんてありませんよね。
レンチンで精いっぱいだったり、洗い物をする気力がない時は外食やコンビニで済ます場合もあります。
私も夜遅くまで残業した時は諦めて外食して帰りますが、ここで食べるものはできれば500円以下と決めています。
- マクドナルド
- 王将
- 牛丼チェーン店
- なか卯
絶対天一のこってりラーメンと半チャーハンが食べたいと明確に決まっている場合を除いて、これらのチェーン店を利用するようにしています。
でも、友達とのランチはお金のことを気にしたくないですよね。なので、誰かと食べるご飯は食費とは切り離して『交遊費』として考えましょう。
11.飲料は水道水、水筒を持っていく

ジュース、お茶、水は基本的には買いません。
以前はお茶を毎回沸かして飲んでいましたが沸かす手間がかかるため、現在は水道水をメインに飲んでいます。
職場や外出先は水筒に水道水を入れて持って行っています。
水道水といってもカルキが入っているため嫌煙する人もいるかと思います。

うちの親も水道水は体に悪いと言ってきますが、水道水を飲んで人が死んだり病気になったニュースは聞いたことがないので、私は水道水を飲んでいます
そもそも日本の水は世界的にトップの綺麗さを誇ります。
日本で制定されている水道法は、『人が生涯、水道水を飲み続けても人体の健康に全く悪影響を及ぼない』という目的を掲げ、厳しい水質基準を設けて整備しています。
日本の水道水は浄水器をつけなくても十分きれいな水が飲めます。
蛇口を捻ったらきれいな水が出るのでお茶を飲みたいな~って時以外は水道水で十分です。
夏場などで、お茶が飲みたい時は水出しで作っています。
沸かす作業をやめたら家事も減らせて、コストも浮かせてメリットしかないです。
まとめ:自炊でどれほど食費が削れる?

一人暮らしの食費は、外食や自炊以外の費用も込みで大体4万円が相場です。
私の場合は、ほぼ3食自炊で昼は弁当と水筒を持参。月に1~2回は500円以下の外食、牛丼やマクドナルドを選んでいます。
米と肉はふるさと納税でゲットし、水道水を毎日飲んでいます。また、月に4~5回は友人と食事をしに行きますがそちらは交遊費として除外しています。
このように食費を抑える方法は、いかに外食に頼らず、楽に自炊をすることができるかです。
おそらくこの方法をすべて実践するのは、自炊がマメにできる人でないと難しいです。
ただ、どれか一つでも取り入れていただけたら確実に食費コストは抑えることができます。
3食自炊、週1~2回外食(1回500円)で
週1回の買い出し 1500円~2000円
→1か月:6000~8000円
外食(1回500円) を月2~3回
→1か月:1000~1500円
(たまに調味料やお菓子=1000~2000円くらい)
合計月7000円~1万2000円でやりくりができます。

自炊を継続していけば毎月2~3万円浮かすことができ、
1年間で24万~36万円を浮かすことにもなります。
数字にすると圧倒的すぎて自炊モチベ上がりますね!
上記の内容を実践することで食費を大幅に抑えられますが、
一番は外食回数を控え、自炊を継続することが重要です。
いかに簡単に楽に、早く手間なくできるかが継続のカギです。
参考になれば幸いです。最後までご覧いただきありがとうございました。
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